
わが文学半生記
ワガブンガクハンセイキカイソウノブンガク

大学生の時、初めて接した師・夏目漱石。その後の日々と葬儀までを、瑞々しく捉えた「夏目漱石とその弟子たち」「漱石山房夜話」「夏目漱石の死」「漱石死後の漱石山房」。上野・清凌亭での芥川と佐多稲子、谷崎潤一郎らとの才気溢れる交遊を通して語られる「その頃の芥川龍之介」。菊池寛、久米正雄、宇野浩二、佐藤春夫等の作家群像と、その時代の断面を鮮やかに切り取った、自伝的大正文壇回想。
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書誌情報
紙版
発売日
1994年12月27日
ISBN
9784061963061
判型
A6
価格
定価:1,175円(本体1,068円)
ページ数
366ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1968年1月青木書店刊の青木文庫『わが文学半生記』と角川文庫1959年9月刊
著者紹介
著: 江口 渙(エグチ カン)
解説: 荒川 洋治(アラカワ ヨウジ)