
日本文壇史3 悩める若人の群
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明治24年「早稲田文学」創刊。「しがらみ草紙」と2誌を舞台に展開した鴎外・逍遙の没理想論争は、文学青年達に新鮮な感動を与えた。露伴『五重塔』発表。「文学界」創刊。「帝国文学」創刊、一葉『たけくらべ』等発表の28年まで。新しい文学機運の中で透谷、藤村、子規、漱石、独歩、蘆花ら、20代の若き彼らは、文学、恋に苦悩しつつ、自らの人生を生き抜いていた。青春の香り溢れる明治20年代文壇群像。
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書誌情報
紙版
発売日
1995年04月04日
ISBN
9784061963160
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
350ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
著者紹介
著: 伊藤 整(イトウ セイ)
解説: 関川 夏央(セキカワ ナツオ)