
日本文壇史4 硯友社と一葉の時代
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明治28年、露伴が大作『風流微塵蔵』で注目をあび、硯友社系の柳浪、鏡花達の活躍の中で一際輝いた一葉は、29年、絶賛を博しながら24歳の生涯を閉じた。紅葉の『金色夜叉』が読者を熱狂させていた明治30年、藤村が抒情詩集『若菜集』を刊行、独歩は「源叔父」を発表。紅葉、露伴の活動華々しき文壇に、文学史を画する清新な作品が、若い文学青年達によって登場しはじめた。
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書誌情報
紙版
発売日
1995年06月05日
ISBN
9784061963252
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
333ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1978年7月講談社刊
著者紹介
著: 伊藤 整(イトウ セイ)
解説: 久保田 正文(クボタ マサフミ)