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春・花の下
ハルハナノシタ

理性と感情がみごとに調和した、清澄な文体でつづる傑作短篇集。巡る春に託して老女の家へのこだわりを描く「春」、死別したはずの母親についての怖ろしい疑惑が湧き上る「花の下」、娘を中心として家族全体で死にゆく母を看とる「去年の梅」の他、「ありてなければ」「迎え火」「夜の明けるまで」「春過ぎて」「市」「降ってきた鳥」「湖」の秀作10篇を収録した。
理性と感情がみごとに調和した、清澄な文体でつづる傑作短篇集。巡る春に託して老女の家へのこだわりを描く「春」、死別したはずの母親についての怖ろしい疑惑が湧き上る「花の下」、娘を中心として家族全体で死にゆく母を看とる「去年の梅」の他、「ありてなければ」「迎え火」「夜の明けるまで」「春過ぎて」「市」「降ってきた鳥」「湖」の10篇を収録した。
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書誌情報
紙版
発売日
1995年10月03日
ISBN
9784061963382
判型
A6
価格
定価:1,004円(本体913円)
ページ数
262ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2018年12月14日
JDCN
06A0000000000032643P
初出
『春』1982年5月新潮社刊、『儀式』1969年8月新潮社刊、『鶴』1975年6月新潮社刊
収録作品
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作品名初出
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作品名
ありてなければ
初出
『文藝』昭和43年1月
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作品名
去年の梅
初出
『季刊藝術』昭和50年4月
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作品名
春
初出
『新潮』昭和51年3月
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作品名
迎え火
初出
『文藝』昭和53年8月
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作品名
夜の明けるまで
初出
『新潮』昭和54年2月
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作品名
春過ぎて
初出
『海』昭和54年7月
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作品名
市
初出
『海』昭和56年1月
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作品名
降ってきた鳥
初出
『新潮』昭和56年5月
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作品名
湖
初出
『海』昭和56年10月
-
作品名
花の下
初出
『新潮』昭和57年3月
著者紹介
解説: 荒川 洋治(アラカワ ヨウジ)