
評伝高橋和巳
ヒョウデンタカハシカズミゲンダイニホンノヒョウデン

今、なぜ高橋和巳なのか。三島由紀夫とともにその早い死が、文学が持っていた深甚な発信力を失う時期に重なる。戦後派文学の継承者として出発し、文学・思想の全てを闘い、闘いすぎて早逝した高橋に、最も深く親近した立場から、その高橋の生涯、その文学・思想を鮮かに追尋した力篇。評論家川西政明の誕生を明確に刻した力作評伝。
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書誌情報
紙版
発売日
1995年10月03日
ISBN
9784061963412
判型
A6
価格
定価:1,004円(本体913円)
ページ数
262ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
『群像』昭和56年6月に一挙掲載、単行本、昭和56年10月講談社刊
著者紹介
解説: 秋山 駿(アキヤマ シュン)