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一葉の日記
イチヨウノニッキゲンダイニホンノヒョウデン

一葉は、いつも庶民のなかにいた。そして、頭のなかでは、社会のありかたの不当さをいつも考えていた。(「人と時代」)一葉研究に没頭し伝記、評論を書き続けた作家・和田芳恵。全集の実務編纂に加わるなど基礎資料をもとに、樋口一葉16歳から死に至る25歳までの日記を丹念に分析し、一葉の全体像に烈しく迫って追随を許さず、畢生の仕事・一葉研究を集大成した作家評伝の白眉。芸術院賞受賞。
書誌情報
紙版
発売日
1995年11月06日
ISBN
9784061963474
判型
A6
価格
定価:1,175円(本体1,068円)
ページ数
382ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
著者紹介
解説: 松坂 俊夫(マツザカ トシオ)