
日本文壇史7 硯友社の時代終る
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明治35年、二葉亭がウラジオストックへ出発。鴎外は『即興詩人』を刊行。36年、漱石は一高、東大の講師となり安倍能成ら、当時最も秀れた青年達の中心に席を定めた。一高生藤村操の自殺は学生、知識人に大きな波紋を投げ、鏡花、天外の活躍のなか、10月、文壇に君臨した紅葉死す。37年、日露戦争に突入。政治・社会の激しいうねりの中に1つの時代の終焉と、新しい文化の鼓動を生き生きと描出!
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書誌情報
紙版
発売日
1995年12月04日
ISBN
9784061963481
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
358ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
『日本文壇史7 硯友社の時代終る』(新装版)1978年9月講談社刊
著者紹介
著: 伊藤 整(イトウ セイ)
解説: 奥野 健男(オクノ タケオ)