
新編 南蛮更紗
シンペンナンバンサラサ

南蛮趣味の高まった大正13年、吉利支丹文化研究に先鞭をつけた『南蛮記』の姉妹編として刊行された『南蛮更紗』と、翌14年刊行の『南蛮広記』から、「雪のサンタマリヤ」「日本最古の銅版画」「南蛮寺の遺鐘」等16篇を収録した『新編 南蛮更紗』。語源研究にすぐれた業績を残し、自由闊達で豊かな学識を持つ「広辞苑」編者の吉利支丹追憶と異国趣味溢れる研究エッセイ。
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書誌情報
紙版
発売日
1996年03月08日
ISBN
9784061963627
判型
A6
価格
定価:1,004円(本体913円)
ページ数
266ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1953年9月創元社刊 創元文庫
著者紹介
解説: 柊 源一(ヒイラギ ゲンイチ)