こういう女・施療室にて

こういう女・施療室にて

コウイウオンナセリョウシツニテ

講談社文芸文庫

日本の敗戦を機に再びペンを執る自由を与えられた平林たい子が、留置所での凄絶な闘病生活の有様を、マグマが噴出するような勢いで書きつけた「こういう女」(第1回女流文学者賞受賞)「一人ゆく」「私は生きる」、プロレタリア作家としての地位を確立した初期代表作「施療室にて」の他、「うた日記」「野の歌」「鬼子母神」「人生実験」「人の命」を収録した。


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書誌情報

紙版

発売日

1996年05月10日

ISBN

9784061963702

判型

A6

価格

定価:1,046円(本体951円)

ページ数

310ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

初出

1976年9月~1979年9月潮出版社刊『平林たい子全集』

著者紹介