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親鸞(二)
シンラン
- 著: 吉川 英治
大盗天城四郎の魔手から玉日姫を救い出したのは、範宴である。その日から範宴はもの想う人となった。甘ずっぱい春の香りは、払えども払えども、範宴を包む。禁断の珠を抱いて、範宴はみずからおののく。京の夜を煩悩に迷い狂う範宴!追い討つように、山伏弁円は彼に戦いを挑む。信仰の迷いに疲れた範宴は、このとき法然を知る。奇(く)しき法然との出合い。親鸞の大転機であった。
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書誌情報
紙版
発売日
1990年08月03日
ISBN
9784061965126
判型
A6
価格
定価:990円(本体900円)
ページ数
426ページ
電子版
発売日
2004年11月12日
JDCN
0619651200100011000E
収録作品
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作品名初出
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作品名
私の吉川英治
初出
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作品名
解説
初出