新・水滸伝（二）

一介の毬使いから近衛大将にまで成り上がった高きゅう。専権をほしいままにする彼が腐敗政治を生み、庶民の血と涙が反骨の英雄を生む。禁軍の師範だった林冲、王進、楊制使の楊志、下級官吏の魯達など、官に不満を抱く諸豪傑、今孔明の異名を持つ呉学人や宋江、武松らいずれ劣らぬ錚々たる面々は烈々たる想いを胸に、梁山泊への道を歩んでくる。聚議庁に同志の数の灯がともる。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1989年06月02日
• ISBN: 9784061965720
• 判型: A6
• 価格: 定価：880円（本体800円）
• ページ数: 382ページ

電子版

• 発売日: 2002年03月08日
• JDCN: 0619657200100011000K

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  私の吉川英治

  初出

• 作品名

  作品紀行

  初出

著者紹介

著： 吉川　英治（ヨシカワ　エイジ）