
マイページに作品情報をお届け!
忘れ残りの記
ワスレノコリノキ
- 著: 吉川 英治
厳父の家業失敗により、著者は11歳で実社会に抛り出された。以来、印章店の小僧、印刷工、給仕、小間物の行商、港の船具工など、幾多の職業を経験し、浮世の辛酸をなめ尽す。幼いながら一家の大黒柱としての自覚、また逆境に芽生える思慕の情、隆盛期の横浜が少年の著者に投げかけた強い色彩――その波瀾に富んだ少年期を回想した四半自叙伝であり、吉川文学の原点でもある。
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
1989年03月24日
ISBN
9784061965775
判型
A6
価格
定価:858円(本体780円)
ページ数
358ページ
電子版
発売日
2002年07月12日
JDCN
0619657700100011000A