
日本文壇史14 反自然主義の人たち
ニホンブンダンシ14ハンシゼンシュギノヒトタチカイソウノブンガク

若い詩人達が新詩運動に熱中していた明治42年3月、近代詩を画す白秋『邪宗門』刊行。荷風『ふらんす物語』発禁。臨風、宙外ら反自然主義の文芸革新会発足。5月、ベンガル湾船中で二葉亭客死。7月、鴎外「ヰタ・セクスアリス」発表、月末に発禁。9月、露風、詩集『廃園』刊。10月、花袋は名作『田舎教師』刊行。鴎外等その立場を異とする人々の中からも自然主義文学の影響のもと香気溢れる文学作品続々誕生!
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書誌情報
紙版
発売日
1997年02月07日
ISBN
9784061975545
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
308ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1978年12月講談社刊『日本文壇史14 反自然主義の人たち』(新装版)