
チャンドス卿の手紙 アンドレアス
チャンドスキョウノテガミ・アンドレアス

19世紀末より今世紀にかけ戯曲、小説等多彩な作品を書いたホフマンスタールは、ユダヤ人、イタリヤ人、ドイツ人の混った血統と伝統の都ウィーンの文化に育まれた。 「チャンドス卿の手紙」は17世紀イギリスの貴族チャンドス卿が友人にあてた手紙という形式をとり、表現とその根底にある認識を追求した作品で、「アンドレアス」と並んで現代小説の出発点である。
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書誌情報
紙版
発売日
1997年04月10日
ISBN
9784061975651
判型
A6
価格
定価:935円(本体850円)
ページ数
222ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1970年8月講談社刊『世界文学全集――38 ホーフマンスタール/ムージル』
著者紹介
訳・解説: 川村 二郎(カワムラ ジロウ)