日本文壇史16 大逆事件前後

日本文壇史16 大逆事件前後

ニホンブンダンシ16ダイギャクジケンゼンゴカイソウノブンガク

講談社文芸文庫

明治43年、荷風は鴎外、敏の推薦で慶応義塾の教授になり、5月創刊「三田文学」の編集長も兼ねた。年長の大石誠之助らとは別に、幸徳秋水の周辺に若い社会主義者達が集った。4月、武者小路、志賀ら「白樺」創刊。6月、秋水逮捕。9月、谷崎ら第二次「新思潮」創刊。11月、パンの大会開催。大逆事件の発端・経緯と日本文壇の関係を勁い意志で究明し明治の終焉・大正文学胎動の諸相を情熱をこめて展開。


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書誌情報

紙版

発売日

1997年06月10日

ISBN

9784061975705

判型

A6

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

282ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

初出

1979年1月講談社刊『日本文壇史16 大逆事件前後』(新装版)

著者紹介