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反悲劇
ハンヒゲキ

本来反小説な神々や英雄の悲劇の世界を、現代小説に直接「移植」する試みのなかで、古代ギリシャ人の行動様式や神話的モチーフは、そのグロテスクな陰惨さのままに、今もわれわれの内に息づき生き延びているのではないかということを問いかける。「向日葵の家」「酔郷にて」「白い髪の童女」「河口に死す」「神神がいた頃の話」の5篇から成る連作集。
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書誌情報
紙版
発売日
1997年06月10日
ISBN
9784061975712
判型
A6
価格
定価:1,177円(本体1,070円)
ページ数
378ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2014年07月11日
JDCN
0619757100100011000I
初出
1976年4月新潮社刊の『倉橋由美子全作品7』
著者紹介
解説: 清水 良典(シミズ ヨシノリ)