
日本文壇史19 白樺派の若人たち
ニホンブンダンシ19シラカバハノワコウドタチカイソウノブンガク

明治43年4月、武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎、生馬、里見とんら若い作家、美術家たちの個性溢れた「白樺」創刊。明治44年、堺利彦、為子夫妻の“売文社”は大逆事件関係者の救援本部の体をなした。3月、帝国劇場開場。6月、白秋抒情小曲集「思い出」刊。9月、平塚らいてう等「青鞜」創刊。旧友からの遺託“伊藤文壇史”の理念と方法論を尊重しつつ、独自の識見のもと“瀬沼文壇史”を構築。読売文学賞受賞。
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書誌情報
紙版
発売日
1997年12月10日
ISBN
9784061975941
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
368ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1979年3月講談社刊『日本文壇史19 白樺派の若人たち』(新装版)
著者紹介
解説: 紅野 敏郎(コウノ トシロウ)