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蘭を焼く
ランヲヤク

著者の50年に及ぶ文業のうちでも、第一の傑作短篇集ーー男女の関係性の善悪は、つねに社会の規範の中にあるが、ここに登場するヒロインたちは、もっとも女性的に生きることで、社会への反逆者となり、そこには満ちあふるるエロティシズムと頽廃とが生と死を越えて、抽象にまで至る愛のリアリティをもって存在する。表題作のほか「公園にて」「予兆」など、8篇を収録。
ⒸJakucho Setouchi
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書誌情報
紙版
発売日
1997年12月10日
ISBN
9784061975965
判型
A6
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
404ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2021年01月15日
JDCN
06A0000000000144824W
初出
1974年1月刊、講談社文庫『蘭を焼く』
収録作品
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作品名初出
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作品名
蘭を焼く
初出
『群像』昭和44年6月
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作品名
公園にて
初出
『文芸』昭和44年1月
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作品名
予兆
初出
『文芸』昭和43年2月
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作品名
ブイヨンの煮えるまで
初出
『文学界』昭和43年8月
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作品名
うちうみ
初出
『風景』昭和43年8月
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作品名
樹の幻
初出
『群像』昭和43年5月
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作品名
さざなみ
初出
『群像』昭和43年11月
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作品名
墓の見える道
初出
『新潮』昭和44年4月
著者紹介
解説: 紺野 馨(コンノ カオル)