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何処へ・入江のほとり
ドコヘ・イリエノホトリ

栄達出世を夢みつつ、人生への懐疑にゆれる悩める青年健次の魂の行方を追う「何処へ」。瀬戸内海沿いの旧家に集まる兄弟姉妹らの心の翳と哀感を描く「入江のほとり」。父の死を綴る「今年の春」、母の死を書く「今年の初夏」。生涯基督教の神を求めながら棄教し、晩年に回心した“懐疑しつつ信仰を求めた求道者”正宗白鳥の代表作8篇。
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書誌情報
紙版
発売日
1998年01月09日
ISBN
9784061975996
判型
A6
価格
定価:1,155円(本体1,050円)
ページ数
332ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
『正宗白鳥全集』第1、2、5、13、14、16巻(1983年4月~1986年5月 福武書店刊)。
収録作品
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作品名初出
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作品名
塵埃
初出
『趣味』明治40年2月号
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作品名
何処へ
初出
『早稲田文学』明治41年1月、2月、3月、4月号
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作品名
微光
初出
『中央公論』明治43年10月号
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作品名
入江のほとり
初出
『太陽』大正4年4月号
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作品名
今年の春
初出
『早稲田文学』昭和9年6月号
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作品名
今年の初夏
初出
『八雲』昭和18年6月(第二輯)
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作品名
今年の秋
初出
『中央公論』昭和34年1月号
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作品名
リー兄さん
初出
『群像』昭和36年10月号
著者紹介
解説: 千石 英世(センゴク ヒデヨ)