エヴゲ-ニイ・オネ-ギン

エヴゲ-ニイ・オネ-ギン

エヴゲーニイ・オネーギン

講談社文芸文庫

《もはや疑う余地はない。いたましや!エヴゲーニイはタチヤーナに子供のような恋をしたのだ。》
19世紀初頭のロシア社交界、可憐な少女の愛を拒んだ青年オネーギンは、後年魅力溢れる人妻に変貌していた彼女を見、衝撃を受け、求愛する。しかし、時遅く……。愁いをたたえ、心の美しい公爵夫人タチヤーナをめぐって人間の真実の愛を謳う近代ロシア最高の韻文小説の名訳。


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書誌情報

紙版

発売日

1998年04月10日

ISBN

9784061976108

判型

A6

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

418ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

初出

木村彰一他訳『プーシキン全集2』の再版(1979年12月 河出書房新社刊)、『世界文学全集27(プーシキン/レールモントフ)』(1979年9月 講談社刊)を参照した上、本文に若干のふりがなを加えた

著者紹介