
日本文壇史22 明治文壇の残照
ニホンブンダンシ22メイジブンダンノザンショウカイソウノブンガク

大正元年、舟木重雄・広津和郎・葛西善蔵ら「奇蹟」創刊。堺利彦の売り文社にいた大杉栄・荒畑寒村「近代思想」創刊。小山内薫が欧州へ演劇修業に出発。大正2年、こま子との関係に苦悩、藤村パリへ出発。斎藤茂吉の「赤光」が広く文豪の称賛の得る。花袋・藤村・秋声・白鳥・泡鳴ら自然主義文学大家の変化と去就、明治文豪を背負いつつも明確な大正文学の胎動を、思潮と人間交流の中に鮮やかに描く。
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書誌情報
紙版
発売日
1998年06月10日
ISBN
9784061976184
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
348ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1979年4月講談社刊『日本文壇史22 明治文壇の残照』(新装版)
著者紹介
解説: 十川 信介(トガワ シンスケ)