
志賀直哉交友録
シガナオヤコウユウロクアガワヒロユキヘン

志賀直哉は文豪にふさわしい豊かな文学世界をつくりあげたが、私生活では人なつこく、遊びごとのトランプや麻雀を楽しんだという。本書で志賀門下の阿川弘之が、直哉と縁のあった40人を選んで交友録を編んだ。夏目漱石、内村鑑三、清水澄から始まり、「白樺」の同人の武者小路実篤、長与善郎など、画家の梅原龍三郎や、門下の瀧井孝作、尾崎一雄以下そのひろがりは1つの時代史ともなっている。
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書誌情報
紙版
発売日
1998年08月10日
ISBN
9784061976269
判型
A6
価格
定価:1,210円(本体1,100円)
ページ数
330ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1973・9~1974・12岩波書店刊『志賀直哉全集』第3、4、7~9、11~14、別巻
著者紹介
編・解説: 阿川 弘之(アガワ ヒロユキ)