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百日の後
ヒャクニチノノチ

「第三の新人」世代に続く、「内向の世代」グループの一人である坂上弘は、「第三の新人」とは違った意味で、生活者の視点から小説世界をつくり上げてきた。文学が特別な社会を対象としたものでなく、日々の暮しのなかでのサラリーマンであり、同人雑誌仲間との交友でありと、一見、平凡な日常のうちに、ニュアンスを含んだ人生を見出す。表題作ほか著者自選の5篇を収録。
Ⓒhiroshi sakagami
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書誌情報
紙版
発売日
1999年01月08日
ISBN
9784061976467
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
238ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2019年04月12日
JDCN
06A0000000000050767W
初出
1972年4月講談社刊『百日の後』(「百日の後」)、1974年10月河出書房新社刊『藁のおとし穴』(「週末」)、1980年12月平凡社刊『遠足の秋』(「遠足の秋」)、1984年6月講談社刊『杞憂夢』(「祖母の憂鬱」「川」「音の無い光景」)
収録作品
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作品名初出
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作品名
週末
初出
『文学界』昭和49年4月
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作品名
祖母の憂鬱
初出
『群像』昭和51年10月
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作品名
川
初出
『群像』昭和56年6月
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作品名
百日の後
初出
『新潮』昭和47年1月
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作品名
遠足の秋
初出
『新潮』昭和53年3月
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作品名
音の無い光景
初出
『新潮』昭和59年1月
著者紹介
解説: 山城 むつみ(ヤマシロ ムツミ)