
自伝 土と炎の迷路
ジデンツチトホノオノメイロ

由緒ある釜大将の家に生まれ、形骸化したものを嫌悪し、生来の勁い信念と情熱で毀誉褒貶の世を進む。茶道美術界の重鎮・益田鈍翁や小野賢一郎、富本憲吉、北大路魯山人、両親、祖母、恩師たち。多彩な人々との出会いと別れ。桃山古陶の再現、黄瀬戸事件、永仁の壺事件、日ソ工芸展、「氷柱」誕生、『陶器大辞典』編纂。一ム才の号いわれ。陶芸の巨人が綴るその究極の創造人生の自伝。
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
1999年02月10日
ISBN
9784061976511
判型
A6
価格
定価:1,078円(本体980円)
ページ数
238ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1982年4月、日本経済新聞社刊『自伝 土と炎の迷路』
著者紹介
解説: 森 孝一(モリ コウイチ)