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山之口貘詩文集
ヤマノクチバクシブンシュウ

「お国は?と女が言った/さて僕の国はどこなんだか、」沖縄の清高な魂と風土をたっぷりと身につけて生まれ育ち、20歳の頃失恋の痛みを抱え、上京。自虐的なまでの深い自己擬視を独特のユーモアに解き放った詩人山之口貘(1903~1963)。その心優しい詩「妹へおくる手紙」「会話」「夢を見る神」「沖縄よどこへ行く」等の78篇と、自伝的小説2篇、詩論随筆12篇を以てこの希有の現代詩人の宇宙を集成。
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書誌情報
紙版
発売日
1999年05月10日
ISBN
9784061976634
判型
A6
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
294ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
『山之口貘全集』第1、2、3、4巻(1975年7月、12月、1976年5月、9月 思潮社刊)