
オブジェ焼き
オブジェヤキヤギカズオトウゲイズイヒツ

京都五条坂の陶芸家の長男として、1918年に生まれ、自己内部の純粋な感情表出としての作品を求めた末に、非実用のオブジェ焼きに到達した造形作家の八木一夫。「ザムザ氏の散歩」等の実用を排した多くの傑作を残した戦後陶芸界の推進者が京都での幼少、青年期を語り、精神の拠り所を示して、独自の芸術を凛然と宣言する。天才的個性の内奥を知る凝縮された文章。解説・梅原猛
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書誌情報
紙版
発売日
1999年07月09日
ISBN
9784061976702
判型
A6
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
276ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
著者紹介
解説: 梅原 猛(ウメハラ タケシ)