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アブラハムの幕舎
アブラハムノバクシャ
- 著: 大原 富枝

主人公・田沢衿子は20代後半の独身女性。母親の言動に振りまわされ苦痛を感じているが、断ち切ることができない。ある日、彼女の15階だてのアパートで、祖母を殺した少年が投身自殺した。強者に支配される少年と自分とを重ね合せ、彼女は母親から逃れるため行動をおこす。〈イエスの方舟〉を背景にして、弱者の生き方を追究、魂の漂流をいきいきと描いた、著者の代表長篇小説。
主人公田沢衿子は20代後半の独身女性、母親の言動に振りまわされ苦痛を感じているが断ち切ることができない。或る日、彼女の15階だてのアパートで、祖母を殺した少年が投身自殺した。強者に支配される少年と自分とを重ね合わせ、彼女は母親から逃れるため行動をおこす。〈イエスの方舟〉を背景にして弱者の生き方を追究、魂の漂流をいきいきと描いた著者の代表長篇小説。
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書誌情報
紙版
発売日
2000年03月10日
ISBN
9784061982024
判型
A6
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2019年02月15日
JDCN
06A0000000000032718M
初出
本書は、1995年9月小沢書店刊「大原富枝全集」第四巻を底本とした。