一茶随想

一茶随想

イッサズイソウ

講談社文芸文庫

目出度(めでた)さも中位也(ちゅうくらゐなり)おらが春 一茶
生涯を通して自由律俳句を唱導した井泉水は、また俳句研究にも大きな業績を残した。俳諧史上最大の存在の芭蕉と対蹠的な一茶、この2人を常に研究し続けた著者の多くの著述から、一茶を軸として、「芭蕉と一茶」「一茶の句境」「一茶と子規」「日記の一茶」等7篇収録。近代文学の視座で一茶を評価発見した著者ならではの珠玉の随筆集。


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書誌情報

紙版

発売日

2000年03月10日

ISBN

9784061982048

判型

A6

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

272ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

初出

本書は、1947年9月、卍書林刊「一茶随想」(「芭蕉と一茶」「一茶の句境」「一茶の表現」「一茶と子規」「一茶の業績」)、1956年3月、春秋社刊「随想一茶Ⅲ 一茶春秋」(「日記の一茶」「一茶年代記」)を底本とした。

著者紹介