神戸・続神戸・俳愚伝

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神戸・続神戸・俳愚伝

コウベ・ゾクコウベ・ハイグデン

講談社文芸文庫

“東京の何もかも”から脱出した“私”は、神戸のトーアロードにある朱色のハキダメホテルの住人となった。第二次世界大戦下の激動の時代に、神戸に実在した雑多な人種が集まる“国際ホテル”と、山手の異人館〈三鬼館〉での何とも不思議なペーソス溢れる人間模様を描く「神戸」「続神戸」。自ら身を投じた昭和俳句の動静を綴る「俳愚伝」。コスモポリタン三鬼のダンディズムと詩情漂う自伝的作品3篇。


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書誌情報

紙版

発売日

2000年05月10日

ISBN

9784061982123

判型

A6

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

288ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

初出

本書は、1975年9月出帆社刊「神戸・続神戸・俳愚伝」を底本とした。

著者紹介