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日の果てから
ヒノハテカラ
- 著: 大城 立裕

1945年4月、アメリカ軍沖縄本島に上陸。凄絶な地上戦の〈地獄絵〉の中、逃げ惑う住民。刑務所も遊廓も、そこに縛られる人々も何もかも、沖縄は死の渦のなかで回転しやがて敗戦とともに浄化される。神女殿内(のろどんち)の家柄である神屋家を絡め、文化、歴史、風土を背景に太平洋戦争末期の沖縄戦を神話的世界にまで昇華させた傑作長篇。平林たい子賞受賞。
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目次
日の果てから
著者から読者へ
書誌情報
紙版
発売日
2000年06月09日
ISBN
9784061982147
判型
A6
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2014年03月28日
JDCN
0619821400100011000D
初出
1993年3月新潮社刊『日の果てから』を底本とし、多少ふりがなを加えた。なお、著者により底本の一部に手を入れた個所がある。