雲・山・太陽　串田孫一随想集

哲学、文学、音楽、美術など、多方面のジャンルにわたる厖大な著作から、山行と旅に関わる芳醇なエッセイを収録。さりげなく、平易、明晰な言葉で語る、人と自然との関係・対話、深い思索と瞑想、その豊かな叡知の世界。「春の富士」「北穂高岳」「遠い未来の山人に」「風光る日」など、若き日から６０年を越える、独創的山の文学の精髄。哲学者・詩人・希有な登山家・串田孫一の、山と旅の随想集。

ⒸKUSHIDA Mieko

書誌情報

紙版

• 発売日: 2000年08月09日
• ISBN: 9784061982246
• 判型: A6
• 価格: 定価：1,320円（本体1,200円）
• ページ数: 328ページ
• シリーズ: 講談社文芸文庫

電子版

• 発売日: 2019年07月19日
• JDCN: 06A0000000000059579C

初出

１９９８年１月刊『串田孫一集』（筑摩書房）第３巻、１９９８年２月刊、同第５巻、１９９８年５月刊、同第６巻、１９９８年８月刊、同第７巻（以上、１、２に収録のもの）、１９８４年１１月刊『雲・山・太陽』（講談社、３に収録のもの）を底本とし、多少ふりがなを加えた。

著者紹介

著： 串田　孫一（クシダ　マゴイチ）

解説： 田中　清光（タナカ　セイコウ）