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桂 春団治
カツラハルダンジ
- 著: 富士 正晴

独創的話術と奇行で知られ一世を風靡した奇才桂春団治。〈微妙猥雑〉な上方弁を駆使し落語界を席巻、上方落語の全盛期を築いた春団治の一代記を、出生から57歳の死まで、詳細綿密な調査と多彩な資料で裏付け書下ろした傑作評伝。「桂春団治年譜」「上方落語年表」などを付すほか「紅梅亭界隈」「東松トミの半生――桂春団治外伝の一つ」を併録。毎日出版文化賞受賞。
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書誌情報
紙版
発売日
2001年01月10日
ISBN
9784061982444
判型
A6
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
368ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2014年05月16日
JDCN
0619824400100011000G
初出
1967年11月河出書房新社刊『桂春団治』を底本とし、多少ふりがなを加えた。明らかな誤植と思われるものは『富士正晴作品集 四』(1988年岩波書店)、『桂春団治』(1978年講談社文庫)を参照して正したが、原則として底本に従った。