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私という謎 寺山修司エッセイ選
ワタクシトイウナゾテラヤマシュウジエッセイセン

作家論、映画監督論、自叙伝など詩的感性が横溢するエッセイ集
私は1935年12月10日に青森県の北海岸の小駅で生まれた。しかし戸籍上では翌36年の1月10日に生まれたことになっている。(「汽笛」)
短歌、俳句、詩、演劇……さまざまなジャンルで煌めく才能を発揮し、47歳で逝った寺山修司の詩的感性が横溢するエッセイ集。偏愛したボルヘス、夢野久作、フェリーニ等についての洞察、自叙伝、芝居、競馬等のエッセイを収録。
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書誌情報
紙版
発売日
2002年02月08日
ISBN
9784061982871
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
底本は『誰か故郷を想はざる』’68年10月芳賀書店『馬敗れて草原あり』’71年9月新書館『青蛾館』’75年6月文藝春秋『鉛筆のドラキュラ』’76年8月思潮社『競馬への望郷』’76年10月新書館「東和の半世紀」’78年4月東和『黄金時代』’78年7月九藝出版『ヴィスコンティ・フィルムアルバム』’81年3月新書館『月蝕機関説』’81年10月冬樹社『臓器交換序説』’82年7月日本ブリタニカ「國文學」’82年8月學燈社ほか
著者紹介
解説: 川本 三郎(カワモト サブロウ)