あの夕陽・牧師館 日野啓三短篇小説集

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あの夕陽・牧師館 日野啓三短篇小説集

アノユウヒボクシカンヒノケイゾウタンペンショウセツシュウ

講談社文芸文庫

最初の小説「向う側」から近作「示現」まで日野文学の精髄を示す8篇を収録。 ベトナム戦争中、失踪した記者の行方を追う著者初の小説「向う側」、自らの離婚体験を描いた芥川賞受賞作「あの夕陽」等初期作品から、都市の中のイノセンスを浮上させる〈都市幻想小説〉の系譜、さらには癌体験を契機に、生と死の往還、自然との霊的交感を主題化した「示現」まで8作品を収録。日野啓三の文学的歩みの精髄を1冊に凝縮。


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書誌情報

紙版

発売日

2002年10月10日

ISBN

9784061983090

判型

A6

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

電子版

発売日

2013年11月22日

JDCN

0619830900100011000U

初出

「向う側」「風を讃えよ」読売新聞社刊『日野啓三短篇選集』上巻1996「あの夕陽」「蛇のいた場所」集英社文庫『あの夕陽』(1984年)「星の流れが聞こえるとき」中公文庫『夢を走る』(1987年)「ここはアビシニア」福武書店刊『どこでもないどこか』(1990年)「牧師館」中公文庫『断崖の年』(1999年)「示現」中公文庫『遥かなるものの呼ぶ声』(2001年)以上のもの底本。

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