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石川啄木歌文集
イシカワタクボクカブンシュウ

明星派の詩人として出発し、三行書きの短歌で歌壇に新風を吹き込み、〈大逆事件〉との出会いにより現実を凝視、明治という時代を考察して、結核と貧窮のうちに夭折した、天才詩人・石川啄木。非凡な才能で先駆的思想を所有した彼の歌集『一握の砂』『悲しき玩具』などから短歌200首、「性急な思想」「時代閉塞の現状」などエッセイ6篇、「はてしなき議論の後」「飛行機」ほか詩12篇を収録。
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書誌情報
紙版
発売日
2003年04月10日
ISBN
9784061983304
判型
A6
価格
定価:1,045円(本体950円)
ページ数
222ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2021年04月23日
JDCN
06A0000000000195170J
初出
本書は、以下を底本として使用し、新漢字、新かな遣いに改め(1短歌・3詩のかな遣いは底本のまま)多少ふり仮名を加え、原則として底本に従いました。1短歌 1991年7月 中公文庫刊『日本の詩歌 5』(9版) 2エッセイ 1980年3月 筑摩文庫刊『石川啄木全集 第4巻』 3詩 1978年5月 筑摩文庫刊『石川啄木全集 第1巻』
著者紹介
解説: 樋口 覚(ヒグチ サトル)