
対談・人間と文学
タイダンニンゲントブンガク

近代文学を代表する評論家中村光夫と作家三島由紀夫が小説・戯曲・評論の各分野に亘り対談。「近代的自我について」「小説を書くということ」「文学者の死について」等をテーマに文学とは何か、文学者とは何かを問う。文学観、人間観を拮抗させ、はぎれのよい対話を展開、文学の魅力を縦横に語る。死へと傾斜してゆく三島を静かに予感させる話が随所に埋め込まれた興味深い対談集。
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書誌情報
紙版
発売日
2003年07月12日
ISBN
9784061983403
判型
A6
価格
定価:1,210円(本体1,100円)
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1968年4月本社刊同題を底本とする。