
思想への望郷
シソウヘノボウキョウテラヤマシュウジタイダンセン
- 著: 寺山 修司

読書論・わらべ歌考・抵抗論・死生観と短歌…。感性と知性を混合(ブレンド)した味わい深い対談集
[対談者]鶴見俊輔/三島由紀夫/塚本邦雄/別役実/種村季弘/岸田秀/吉本隆明
「書を捨てよ、街へ出よう」に象徴される寺山の思想。時代を牽引する7人の思想者との対論により、内蔵する逆理の根源が浮彫りにされる。鶴見俊輔との対話「読書論」、三島由紀夫「抵抗論」、塚本邦雄「ことば」、別役実「わらべ歌考」、種村季弘「都市とスペクタクル」、岸田秀「物語としての<宗教>」、死を可視した寺山の希求により実現した吉本隆明との対話「死生観と短歌」、代表的対談7篇を精選収録。
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書誌情報
紙版
発売日
2004年06月12日
ISBN
9784061983724
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
「読書論」『思想の科学』1969年9月「抵抗論」『潮』1970年7月「ことば」『国文学』1976年1月「わらべ歌考」『あんさんぶる』1976年4,5,6月「都市とスペクタクル」『is』第12号1981年3月「物語としての宗教」『現代詩手帖』1983年3月「死生観と短歌」『短歌現代』1981年1月