大観伝

大観伝

タイカンデン

講談社文芸文庫

岡倉天心を師と仰ぎ、師の理想と精神を継承して日本画の近代化に苦闘した横山大観。明治・大正・昭和の三代に亘り侠骨の画人と謳われた巨人・大観の波瀾の生涯を、東京美術学校日本画科卒の経歴を持ちながら、絵を捨て文学に転じた著者が、渾身の力を傾注し書き綴った大観伝。多彩な資料を駆使し、大観の内面を掘りさげ、苦闘の内実を鮮やかに描出。著者の新生面を拓いた画期的評伝。


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書誌情報

紙版

発売日

2004年10月10日

ISBN

9784061983854

判型

A6

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

416ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

初出

本書は、昭和51年11月刊中公文庫『大観伝』を底本として使用し、多少ふりがなを加えました。

著者紹介