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萩原朔太郎
ハギワラサクタロウ

昭和2年、萩原朔太郎の知遇を得て以来、昭和17年の死まで、常にその周辺にあり、さらには歿後、三度におよぶ全集の編集に携わるなど、三好達治にとって、朔太郎は生涯にわたる師であった。格調高い名文によって、朔太郎との交遊を振り返り、その面影をしのびつつ、同時に、作品の形成過程を緻密に辿る。朔太郎の詩の核心が、批評の美によって浮き上がるまさにライフワークとしての、師へのオマージュ。
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目次
I
萩原朔太郎詩の概略
II
朔太郎詩の一面
III
『詩の原理』の原理
IV
『路上』
萩原さんという人
V
仮幻
VI
後記 二
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2006年11月12日
ISBN
9784061984608
判型
A6
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2014年03月28日
JDCN
0619846000100011000C
初出
筑摩叢書『萩原朔太郎』(’63年5月)を底本とし、新漢字新かな遣いに改め、本文中明らかな誤植と思われる個所は正しましたが、原則として底本に従う。また、必要に応じて『三好達治全集』第5巻(筑摩書房’64年11月)を参照。
収録作品
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作品名初出
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作品名
萩原朔太郎詩の概略
初出
初出:『新潮』’49年8月、9月、11月
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作品名
朔太郎詩の一面
初出
初出:’52年6月至文堂刊『詩を読む人のために』
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作品名
『詩の原理』の原理
初出
初出:『新潮』’60年6月、7月
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作品名
『路上』
初出
初出:『新潮』’61年1月
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作品名
萩原さんという人
初出
初出:『文芸往来』’49年3月
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作品名
仮幻
初出
初出『潮』’62年4月、5月
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作品名
後記 二
初出
初出:’59年12月