季節と詩心

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季節と詩心

キセツトシシン

講談社文芸文庫

外交官である父に伴われて、メキシコ、スペイン、ブラジルと大正期のほとんどを海外で過ごし、ベル・エポックの香気に触れた“雅び”の詩人・堀口大學。アポリネール、コクトーら、20世紀“新精神(エスプリ・ヌーヴォー)”詩人たちの息吹きを満載した訳詩集『月下の一群』は、洗練された機智と豊潤なエロスを薫風にのせて、わが国の湿潤な文学風土に送り込んだ。詩の子、恋の子、旅する子の面目躍如たる第一随想集。


ⒸSumireko Horiguchi

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目次


自画像
日記
唇を噛む
バナナ
初恋以前の恋
最初の記憶
小さな自叙伝
小鳥
初飛行
南米と西班牙
ブラジルの女
南米記
アマゾン紀行の序
西班牙気質
西班牙の夜
西班牙女
西班牙だより
季節の構図
初の秋風
冬の田園
おそ夏はや秋
秋の食欲
雑記帳から
海の仏蘭西近代詩
雀・いかる・川烏
巴里の橋の下
花のことなど
花氷
エスキモオ
夜の歩道
海水浴場
驪人漫語
望翠楼雑記
女人群像
ディトリッヒ
ノオマ・タルマッジ私見
妖花アラウネ
『メトロポリス』その他
キュビズムの女神
或る日のマリイ・ロオラ

書誌情報

紙版

発売日

2007年03月11日

ISBN

9784061984721

判型

A6

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

352ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

電子版

発売日

2024年11月22日

JDCN

0619847200100011000J

初出

底本:『堀口大學全集6』(’82年8月小沢書店刊)を底本として新漢字、新かな遣いに改め、多少ふりがなを加えた。

著者紹介

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