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装いの女ごころ もうひとつの日本女装史
ヨソオイノオンナゴコロモウヒトツノニホンジョソウシ
古代から近代への女ごころをたどる女装史。「源氏物語」の女、浮世絵の女、鹿鳴館の女など、時代の女性たちが、いかに装い、女ごころをいかにつくしたか。エッセイと図版で日本女性の美意識をさぐるユニ-クなファッション史。
●女心は変転極まりないもので、ひとりの女性の歩みのなかで、思うおしゃれがいろいろに変っていくのは、ごく普通のことである。女が装うときの心のたかまりは、女が女であることの証しだと思う。装いの心のなかにゆらめく女心を、いとしくもうれしくも思うのは、わたしひとりではないだろう。――「はじめに」より――
●内容の一部
◎舶来のスカート
◎女房装束うらおもて
◎平安の女人はなぜ髪が長い
◎出し衣とチラリズム
◎檜扇のかげに
◎初期小袖の謎
◎花魁と流行ごっこ
◎女の好きな髪飾り
◎藤色のお高祖頭巾
◎アール・ヌーボーの半衿
◎苦しかったコルセット
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書誌情報
紙版
発売日
1985年11月11日
ISBN
9784062012249
判型
B20取
価格
定価:3,080円(本体2,800円)
ページ数
158ページ
電子版
発売日
2022年07月15日
JDCN
06A0000000000435163M
著者紹介
装丁: 海保 透(カイホ トオル)