バーバラハリスの臨死体験

バーバラハリスの臨死体験

バーバラ・ハリスノリンシタイケン

全米で最も著名な臨死体験者の告白。
これは現実離れした夢や幻の類ではない。臨死体験によって、深い精神性と価値観と人生の目標を持って生まれ変わり、劇的にその人生が一変した、一人の女性の魂の遍歴の書である。

彼女が臨死体験をしたころに、どんなひどい状態にあったかは本書に詳しいが、そのときの彼女と今の彼女は、これが同じ人間かと驚くほど違う。彼女は、臨死体験による人格変容の見事な実例なのである。
臨死体験前は、バーバラは大金持ちの実業家の有閑マダムでしかなかったが、体験後は、彼女の価値観はガラリと変わり、物質的価値に一切興味を持たなくなる。それまでの華美で安楽な生活を捨て、ひたすら苦しむ人の救済に身をささげるようになる。そして、価値観が全く違ってしまった実業家の夫とは離婚してしまう。
本書は、臨死体験によって、劇的にその人生が変わってしまった1人の女性の魂の遍歴の書であるが、同時に、アメリカの臨死体験研究の歴史を伝える書でもある。──(あとがきより)


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書誌情報

紙版

発売日

1993年07月16日

ISBN

9784062055420

判型

四六

価格

定価:2,200円(本体2,000円)

ページ数

342ページ

著者紹介