さよならだけが人生さ

さよならだけが人生さ

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憤怒の人生を、五社監督は疾風迅雷の如く駈け抜けた。その全容を愛娘巴さんが明かして下さった。最高の興奮です。――作家宮尾登美子氏

【五社英雄(ごしゃひでお)】1929年、2月26日、東京生まれ。明治大学卒業後、ニッポン放送を経てフジテレビに入社。在職中に、64年「三匹の侍」で映画監督としてデビュー。その後「人斬り」「御用金」などの劇映画を撮る。同社の映画部長、報道部長などを務めた後、フリーとなった第1作「鬼龍院花子の生涯」(82年)が大ヒット。以後「陽暉楼」「櫂」「薄化粧」「吉原炎上」「極道の妻たち」「226」など。遺作となった「女殺油地獄」(92年)は24本目の作品となった。


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目次

第1章 家庭崩壊を招いた3つの災難
第2章 フジテレビ型破りサラリーマン時代
第3章 夏目雅子を擁して再起を賭けた第1作
第4章 父の背中にあった羅生門の彫り物
第5章 「俺は、観客に向かって映画をつくる」
第6章 人生はいいべべ、いい女、おいしいもので本望
第7章 生涯現役の壮絶な闘病生活
第8章 遺言を守った父の葬儀

書誌情報

紙版

発売日

1995年02月20日

ISBN

9784062063616

判型

四六

価格

定価:1,708円(本体1,553円)

ページ数

246ページ

著者紹介