
「臨老」への思想 六十歳から強く生きる
ロクジュッサイカラツヨクイキルリンロウヘノシソウ
- 著: 松木 康夫 ,
- 装丁: デザインファクトリー・IN ,
- 装画: 赤 勘兵衛
遠藤周作氏推薦
人間は必ず老いる。しかし老いぼれずに生きて行きたい。老いても老いぼれず、撥刺とした老人として、中味の濃い人生を送る方法を、御自身も60歳になった予防医学の名医が、ここに示してくれている。
人生最大の成功者は、誰であろう、臨終の時に笑みを浮かべて去って行く人である。つぎなる成功者は、老後をメリハリの利いた快活さで悠々と生きて行く人。それに比べれば、40代、50代の社会的成功などチッポケなものである。人生の勝負、60代までの勝負はすべて前哨戦。千秋楽の勝負こそ真剣勝負。最期に笑うものは、老後の生き方に成功した人に他ならない。
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目次
〈内容〉
第1章 「臨老」体験とは何か
第2章 人は、「第二の人生」をどう生きるべきか
第3章 長寿者と長命者の違いを知ること
第4章 長寿を保証する四つの健康チェック
第5章 夫婦関係が、「第二の人生」の成否を握る
第6章 死を思うこと、すなわち生を思うこと
書誌情報
紙版
発売日
1993年04月15日
ISBN
9784062064378
判型
四六
価格
定価:1,495円(本体1,359円)
ページ数
222ページ