マン・マシンの昭和伝説(下)航空機から自動車へ

マン・マシンの昭和伝説(下)航空機から自動車へ

マン・マシンノショウワデンセツコウクウキカラジドウシャヘ

トヨタの長谷川龍雄、日産の中川良一、ホンダの中村良夫……航空技術者から自動車の研究開発に転身した男たちが初めて明かす、懐かしい名車続々登場の開発秘史。
自動車王国の礎はかくて築かれた!

たとえ日本の自動車産業が国際競争力をつけ、世界一になったとしても、企業の利益がすべてに優先し、その手段として集団主義が全面をおおい尽くしてしまうならば、技術者個人の創造的な活動、個性、独自性は失われ、やがては日本の産業自体の活力も失われていくのではないだろうか。新しい時代を切り開いていく原動力は、やはり個人の創造性にあるといえるからだ。


  • 前巻
  • 次巻

目次

第11章 航空機と自動車とのはざまで
第12章 大衆車時代への胎動
第13章 本田技研、四輪市場へ
第14章 プリンス自動車とカーレース
第15章 日産・プリンスの合併
第16章 本田技研のF1初挑戦
第17章 F1、5年間の成果
第18章 「マイカー元年」のカローラ
第19章 「スカG」とN360の旋風
第20章 排ガス対策とカー・エレクトロニクス
第21章 いま新たな翼を得て

書誌情報

紙版

発売日

1993年07月28日

ISBN

9784062065818

判型

四六

価格

定価:2,563円(本体2,330円)

ページ数

542ページ

著者紹介