タカラジェンヌへの道

タカラジェンヌへの道

タカラジェンヌヘノミチ

前校長がつづる宝塚音楽学校のすべて
憧れの舞台をめざしレッスンに汗するひたむきな乙女たち
彼女たちと過ごした苦楽哀歓の6年間には思い出という言葉には収まり切れない熱い心の交流があった
私は今、それを伝えたい来るべき生徒のために

宝塚音楽学校については、これまで写真を主体としたグラフィックな出版物が発行されている。どれも美しく、楽しいものだ。ただ、今回の私の本は宝塚音楽学校の生徒の外形美よりも「心の美しさ」を理解していただくことにポイントを置いた。しつけも、礼儀正しさも、徹底的な掃除も心の美しさの1つの現われである。――(「あとがき」より)


  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに――宝塚は私の人生そのもの
第1部 清く正しく美しく――しつけの原点がそこにある
第2部 青き春は旅に情あり――事実は小説を超える
第3部 6年間校長を務めて――生徒とのふれあい
第4部 永遠につづく――さようなら
第5部 新天地で活躍するすみれたち――元タカラジェンヌはいま
第6部 宝塚誕生――小林一三の開拓した道
宝塚をめざす貴女へ――受験心得と宝塚の歩み
あとがき――心美しき乙女たちへ
読者への御礼状

書誌情報

紙版

発売日

1994年08月22日

ISBN

9784062066884

判型

四六

価格

定価:1,282円(本体1,165円)

ページ数

238ページ

著者紹介