走らなあかん、夜明けまで

坂田勇吉は東京生まれ東京育ち、生粋の東京者（もん）だ。27歳、ビジネスマンの彼が、出張先の大阪で、なんと新製品のサンプルの入っているアタッシュケースを不注意で盗まれてしまう。明日の会議に絶対に必要なサンプルだ！残された時間は一晩だけ。土地勘もないこの街で、ひたすら坂田は走る。大沢ハードボイルドの新たなる地平が今ここに！

書誌情報

紙版

• 発売日: 1993年12月14日
• ISBN: 9784062067843
• 判型: 四六
• 価格: 定価：1,602円（本体1,456円）
• ページ数: 338ページ

初出

臨時増刊小説現代９２年８・１１月　９３年５・８月（『大阪タフナイト』改題）

著者紹介

著： 大沢　在昌（オオサワ　アリマサ）

その他： 黒田　征太郎（クロダ　セイタロウ）

その他： 前橋　隆道＋Ｋ２（マエハシ　タカミチ）

その他： 長友　啓典（ナガトモ　ケイスケ）