「嘘ばっかり」で七十年

「嘘ばっかり」で七十年

ウソバッカリデナナジュウネン

社会主義・共産主義とは何だったのか、それは日本に何をもたらしたのか
ロシア革命から70余年、大いなる歴史の転換期の今、世界を揺るがした“正義の仮面”を剥ぎ取り、人間性を見つめて考える。これぞ、21世紀へ向けての見方、考え方の羅針盤。

時代が変わる。
世界が変わる。
現代はおおいなる転換期である。今までの常識が通用しなくなった。新しい時代に即応した生き方が求められる。
この轟々たる大変化の原因はなにか。それは、冷戦の終結、という事態である。では、冷戦とは一体なんであったか。冷戦の正体を突きとめようではないか。
更には、冷戦の期間中に知らず知らずわれわれの常識となってしまった迷妄を冷静に洗い出して、それを清算しようではないか。
考え方を大きく変えよう。
人間社会の実態を見つめよう。そのために、今さしあたって、これだけは頭に入れておかねばならないポイントだけを提示してみたい。


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書誌情報

紙版

発売日

1994年11月07日

ISBN

9784062073363

判型

四六

価格

定価:1,495円(本体1,359円)

ページ数

252ページ

著者紹介