七週間の闇

七週間の闇

ナナシュウカンノヤミ

文芸(単行本)

クリッ、クリッ、クリッ、マニ車(ぐるま)の回る音ともに秘めた過去が暴かれる恐怖の一瞬。
臨死体験研究家の謎の死を追う刑事の前に新たな殺人事件が……。

――死んで生まれ変わったあとのあなたの姿を見たわけですね。そうです。それと、再生に至る過程でのできごとも……。チベット仏教では、死後四十九日間を「生と死の中間的なあり方」と考えて、その間の状態を「バルド」と呼びますが、そのバルドの間の自分の身に何が起こるかも、はっきりと知ることができました。


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書誌情報

紙版

発売日

1995年08月23日

ISBN

9784062077064

判型

四六

価格

定価:1,923円(本体1,748円)

ページ数

376ページ

著者紹介