チップに賭けた男たち

チップに賭けた男たち

チップニカケタオトコタチウィーワーバーニング

日本人の熱き独創性がこの国を復活させる!
半導体の開発に心血を注いだサムライ技術者たちは日本復活の証言者だ。「出る杭」となることを恐れず通産省の横槍もはねのけ、21世紀への助走路を敷いた。

遅かれ早かれ日本は立ち直ってくる。過去にも、とくにぎりぎりまで追い詰められたときには、その回復力をくりかえし証明してきたのだ。
米国研究会議(米国アカデミーの一部門)日本委員会の議長であるエリック・ブロクは、先ごろこんな警告を発している。「エレクトロニクス機器、先端素材、高品質が求められる製造部門などを、多くの重要な技術分野においては、日本企業の実力は少しも衰えていない。……アメリカが自己満足に陥って日本の回復力を見くびるなら、同じく自己満足が蔓延していた八〇年代初頭の繰り返しになり、また同じ問題に直面することになるだろう」。――本文より


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書誌情報

紙版

発売日

1998年12月24日

ISBN

9784062080217

判型

四六

価格

定価:3,080円(本体2,800円)

ページ数

398ページ

著者紹介